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2025年10月11日土曜日

BGMを1曲作るときの流れ


こんにちは。poco moonです。今日は私がBGMを1曲作るときの基本的な流れを、実際の体験を交えながら紹介します。初心者でもイメージしやすいように、ステップごとに分けてまとめました。


1. ジャンル別テンプレートを立ち上げる

BGM制作は、まずジャンル別に用意したテンプレートを立ち上げるところから始まります。テンプレートには以下のような工夫があります:

  • ジャンルに合った基本的な音色

  • プラグインやトラックの色分け

  • 作曲時に迷わず曲に取りかかれる環境

同じテンプレートを使い続けると曲の雰囲気が似てしまうこともあるので、定期的にアップデートしています。


2. コード進行とメロディで骨組みを作る

曲の骨組みはピアノで作ることが多いです。

  • 4小節程度のコード進行を考えループ

  • その上にメロディを重ねて曲の基本を作る

  • コードとメロディの組み合わせで曲の雰囲気が決まる

ここでじっくり時間をかけることで、曲全体の印象が安定します。


3. ドラムやリズムで大枠を整える

次に、曲のリズム部分を作ります。

  • ドラムやパーカッションを加える

  • 派手なリズムよりも、空気感や心地よさを重視

  • 音の抜き差しや強弱で曲の印象を調整

この段階で、曲全体の大枠が見えてきます。


4. ハモリや裏メロディで厚みを出す

曲に深みを与えるために、ハモリや裏メロディを追加します。

  • メインメロディを引き立てるハモリ

  • 聞き手の印象に残る裏メロディ

  • 音色やフレーズを微調整してバランスを整える


5. ミックスで仕上げる

最後はミックス作業です。私は作曲作業とミックスを同じ日に行わず、日を分けることが多いです。耳をリフレッシュすることで客観的に音をチェックできます。

  • 各楽器の音量やパンの位置を調整

  • リバーブやエフェクトで自然な空間感を作る

  • 曲全体がバランスよく聞こえるように仕上げる


まとめ

テンプレートを活用しつつ、コード進行→メロディ→リズム→ハモリ→ミックスの順で進めると、効率よく自分らしいBGMが完成します。作曲の過程はシンプルに見えますが、音色やフレーズの微調整など細かな工夫の積み重ねで曲の印象は大きく変わります。

私にとってBGM制作は、こうした小さな発見を楽しむ時間でもあります。積み重ねていくことで生まれる変化が今はとても楽しいです!