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2025年10月12日日曜日

朝活で作曲習慣をつくる方法


こんにちは、poco moonです。今日のテーマは「朝活で作曲習慣をつくる方法」です。

朝の時間というのは、不思議と頭がクリアで、音のアイディアが次々と浮かんでくる時間帯です。外の音や環境音もまだ少なく、静かな空気の中で机に向かうと、自然と集中度が高まっていきます。夜の作業も好きですが、やはり朝にしかない感覚というものがあります。

空気の冷たさや、少しずつ明るくなっていく空。その変化を感じながら、1日の始まりに音楽づくりをすることが、自分にとって心のリズムを整える時間になっています。


制作習慣について

朝活の最初のルーティンは、水筒に水とレモン果汁を加えて、一日の水分を準備するところから始まります。次に、小さな一口チョコを2つ用意します。お湯を沸かして、スティックコーヒーでシンプルに淹れた珈琲を持って、自分の制作スペースへ。

制作スペースの前には窓がありますが、人の往来がある場所なので、少しだけカーテンを開けて外の天気を確認します。朝の光が少し入るだけで、気持ちが軽くなるのを感じます。その後、PCを立ち上げるのが毎朝のルーティンです。

この段階では、メールチェックやSNSは基本的にしません。できるだけ“クリエイティブなモード”を保ったまま、制作に入りたいからです。頭の中に余計な情報を入れず、音楽にまっすぐ向き合うための時間として、Logic Proを最初に立ち上げます。

制作時間はおおよそ1時間半から2時間くらい。最初にコード進行を作り、そこに合うメロディを探していきます。メロディの断片がいくつも浮かび、その中から少しずつ形になっていく感覚が好きです。2時間ほど経つと、外が少しずつ慌ただしくなってくるので、そこで一度区切りをつけて、朝食を取るのがいつもの流れです。


集中法と心の整え方

制作に入る前には、深呼吸をして呼吸を整えるようにしています。気持ちを静めてから音と向き合うことで、音がより鮮明に聴こえる気がします。忙しい朝の中でも、ほんの数秒でも意識的に呼吸を整えるだけで、集中の質が変わってくるのを感じます。

これからは、軽い運動やストレッチなども取り入れていきたいと思っています。朝の体はなかなか動きませんが(笑)、身体を目覚めさせることで、頭もすっきりして、音の響き方やアイディアの出方にも変化が出そうな気がします。


続けるための考え方

ルーティンというより、心構えに近いのですが、「毎回いいメロディを作らなければいけない!」と力みすぎないようにしています。そういう“マスト思考”になると、義務感やプレッシャーが先に立ってしまい、せっかくの創作が重たくなってしまうからです。

メロディが浮かんでも浮かばなくても、この朝活の時間そのものを楽しく過ごそうという意識で取り組んでいます。「味わう」という言葉が好きなのですが、音づくりの時間を料理を楽しむように味わうことができれば、人生はもっと豊かになると思うんです。

音色をいろいろ試して「この音いいな」と思ったり、前にボツにしたメロディを組み合わせて“意外と合うかも”と気づいたり。そういう小さな発見が日々の刺激になって、また次の朝も自然と机に向かいたくなります。

継続の鍵は、この「小さな喜び」を見逃さないことだと感じています。


まとめ

季節が進んで冬が近づくと、つい眠気に負けそうになることもありますが(笑)、今年のはじめから続けてきた朝活は、これからも自分のペースで継続していきたいと思っています。派手な変化はなくても、地道にコツコツ積み重ねることが、結局は一番大きな力になる——そんな実感を持つようになりました。

私と同じように、好きなことを続けていきたいと思っている方にとって、この朝の時間の過ごし方が少しでも参考になったら嬉しいです。

今日もまた、静かな朝の光の中で、音に耳を澄ませながら一日を始めようと思います。