曲ができないときに考えていること ― 焦らず音と向き合う


こんにちは、poco moonです。
今日のテーマは「曲ができないときに考えていること」です。

作曲を続けていると、曲がスムーズに生まれるときもあれば、なかなか形にならないときもあります。これは音楽に限らず、絵を描く人や文章を書く人、何かを創作するすべての人に共通することかもしれません。

「作れない」時期には、決して才能が失われたわけではなく、ただインプットが不足していることが多いと私は感じています。


休むことも大切な制作の一部

作曲を続けていく中で、私は「休むことの重要性」を実感しました。机に向かってひたすら音を重ねるだけでは、感覚が徐々に鈍ってしまいます。

そんなときはあえて音楽から離れることが大切です。犬と散歩をしたり、家族とゆっくり話したり、本を読んだり映画を観たり、旅に出ることもあります。

こうした時間の中で、ふとした瞬間に「音」が戻ってくることがあります。五感で受け取ったものが、知らないうちに心の中で音楽として結晶していくのです。

実践ポイント

  • 作曲がうまくいかないときは一日数時間だけでも完全に休む

  • 五感を使った体験を意識的に取り入れる

  • 焦らず、心に余白を作ることで新しいアイデアが生まれやすくなる


インプットを別の形でアウトプットする

インプットしたことをただ心に留めておくのではなく、何か形にして外に出すこともクリエイティブな循環のひとつです。

私の場合、ブログを書くこと自体がアウトプットとなり、音楽に向かう感覚を整理する助けになっています。また、旅先で環境音をハンディレコーダーで収録するのも好きです。波の音、風の音、鳥の声などを録音していると、自然のリズムや音の重なりを感じ、自分の音楽の種が少しずつ育っていることを実感します。

実践ポイント

  • 日々の経験や出会いを短いメモや文章で記録する

  • 環境音や日常の音を録音して後で音楽制作に活かす

  • インプットをアウトプットに変換する習慣を作る


焦りを感じたときに思い出すこと

SNSでは他のミュージシャンが毎日のように新曲を発信しています。その流れに焦って「自分も何か出さなきゃ」と思うこともあります。しかし、そんなときこそ立ち止まって、「自分の音楽を誰に届けたいのか」を考えます。

私の場合、一番に思い浮かぶのは身近な人たちです。家族や応援してくれる人たちの顔を思い浮かべると、自然と音楽に向き合う力が湧いてきます。

実践ポイント

  • 他人と比較せず、自分のペースで創作する

  • 音楽を届けたい人を思い浮かべ、心の軸にする

  • 焦りを感じたときは、一度深呼吸して視点を切り替える


おわりに

たくさんの経験や出会い、心の動きが、次の音楽を生み出す原動力になります。作れない時期も、音は眠っているだけ。焦らず、たくさん感じ、また音に戻っていけば良いのです。

クリエイターの皆さん、自分のペースで少しずつ音と向き合いながら、音楽の種を育てていきましょう。

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